ブルース&ソウル・レコーズ

ブルース&ソウル・レコーズ共同企画イベント開催 なぜ、今ブルースなのか?すべてはここから始まった「ブルース120年の歩みを知る」第九回開催

「ブルース120年の歩みを知る」第九回『1970年代─黄金期の後に』

ブルースの黄金期は1960年代で終わったとする識者がいるように、ブルースの歴史において1970年代以降は軽んじられる傾向にあります。前回(第八回)で確認したように、60年代にブルースを取り巻く環境は大きく変わりました。黒人社会(コミュニティ)の中で発展してきたブルースはトレンドの最前線から徐々に後退し、フォークおよびロック・シーンという外の世界へと道が開かれました。

70年代は、ブルース黄金期を知る人たちによってその伝統が守られると同時に、新たな聴衆を獲得するために同時代性を追求する試みがさらに進められた時代といえるでしょう。
今回はその二つの流れを、B.B.キング、フレディ・キング、ジョニー・ギター・ワトスン、ハウンド・ドッグ・テイラー、ボビー・ラッシュらの作品を通して見ていきます。黄金期は過ぎ去ったかもしれませんが、70年代にも生き生きとしたブルースが奏でられていたことを確認しましょう。

本イベントは、ブルース&ソウル・レコーズ誌と共同開催、ブルースをより深く知りたい、ブルースとはどんな音楽か知りたい、という音楽ファンに向けたブルースの歴史や代表的シンガー/ミュージシャンを紹介・解説するシリーズ企画。ナビゲーターはブルース&ソウルレコーズ編集長、濱田廣也氏、回によりブルースに造詣の深い多彩なゲストを迎えてお届けします。今回のゲストはPヴァイン・レコードのA&R、安藤賀章(あんどう よしあき)氏です。

安藤賀章(あんどう よしあき)
1966年東京生まれ。PヴァインA&R。学生時代にブラック・ミュージックにハマり、以来、1920年代から現代まで節操なく聴きあさる。レコード好き(とりわけ7インチ・シングル)。ブルース・パーティ“Drop”セレクター。次回は11月18日(火)三軒茶屋32016にて開催。

濱田廣也(はまだひろや)
1972年東京生まれ横浜育ち。1997年にブルース&ソウル・レコーズ編集部に入る。現在は同誌編集長。書籍の編集、CD再発企画の監修などを通してブルース/ソウルの普及に努めています。

【アナログ天国オーディオシステム】
スピーカー:ALTEC A7/ターンテーブル:テクニクスSL-1200GR x 2台/カートリッジ:フェーズメーションPP-200(ステレオ)フェーズメーションPP-MONO(モノラル)/フォノイコライザー:フェーズメーションEA-500/プリアンプ:フェーズメーション CM-1500 /パワーアンプ:フェーズメーション MA-1500(真空管) x 2台

<日時>
9月27日(土) 開場:13時30分 開演:14時(約2時間)
※第十回:10月25日(土)、 第十一回:11月29日(土)

<会場(アクセス)>
西荻「3313アナログ天国」
東京都杉並区西荻北4-30-4 1F(路面店) ☏03-6913-5307
JR西荻窪駅下車 北口から徒歩11分
西荻窪駅北口より関東バス「吉祥寺駅北口行(西10)」で「西荻北郵便局前」下車徒歩約1分
吉祥寺駅北口(3番のりば)より関東バス「西荻窪駅行(西10)」または関東バス「上石神井駅行(吉81)」で「東京女子大前」下車徒歩2分弱
※店舗前が一方通行につきバス停が異なります。

<定員>
38名
※当日空いていれば当日入場も可能

<参加費>2,500円(1ドリンク付き)当日現金払い
※前回イベント参加時に今回のご予約いただいた方は2000円(500円割引)
※追加ドリンク:500円均一

お申込みはこちらから!peatix.com/event/4573390