ブルース&ソウル・レコーズ

ブルース&ソウル・レコーズ共同企画イベント開催 なぜ、今ブルースなのか?すべてはここから始まった「ブルース120年の歩みを知る」第十回開催

「ブルース120年の歩みを知る」第十回『1980/90年代から現在まで─ブルースの“あり方”を探る』

今回は1980年代から現在までのブルースの“あり方”を確認します。
80年代は今日のブルース・シーンを形成する大きな潮流が現れた時代でした。1983年にメジャー・デビューしたスティーヴィ・レイ・ヴォーンがギター・ミュージックとしてのブルースのあり方を示し、一方、黒人社会ではZ.Zヒル〈ダウン・ホーム・ブルース〉の草の根ヒットが引き金となり、ブルースがアメリカ南部の黒人の間で“大人の音楽”として復興します。90年代に入ると、空前のブルース・ブームといえる状況が生まれました。

その後ブームは去りましたが、ロック・シーンと密接につながるギターを主体としたブルース、1950/60年代に確立されたバンド・スタイルや古いカントリー・ブルースの様式を継承したブルース、ブルースを一要素としたオルタナティヴ・ロックの系統、黒人コミュニティ内で支持されるブルース(サザン・ソウル・ブルース)などの流れが定着し、現在まで続いています。
今回はその代表的な例をゲストに陶守正寛(すもり まさひろ)氏をお迎えし、聴いてみましょう!

本イベントは、ブルース&ソウル・レコーズ誌と共同開催、ブルースをより深く知りたい、ブルースとはどんな音楽か知りたい、という音楽ファンに向けたブルースの歴史や代表的シンガー/ミュージシャンを紹介・解説するシリーズ企画。ナビゲーターはブルース&ソウルレコーズ編集長、濱田廣也氏、回によりブルースに造詣の深い多彩なゲストを迎えてお届けします。

<出演>
陶守正寛(すもり まさひろ)
1967年生まれ。1996年にウェブサイト「ブルース銀座」を立ち上げ、今も細々と続けています。古いブルースのアナログ・レコードを聴くのもいいですが、ライヴを見に行くのが好きです。2022年、『ニューオーリンズR&Bをつくった男 ヒューイ・“ピアノ”・スミス伝: ロッキング・ニューモニア・ブルース』を翻訳出版しました。BSR誌には創刊号から書いています。

濱田廣也(はまだひろや)
1972年東京生まれ横浜育ち。1997年にブルース&ソウル・レコーズ編集部に入る。現在は同誌編集長。書籍の編集、CD再発企画の監修などを通してブルース/ソウルの普及に努めています。

【アナログ天国オーディオシステム】
スピーカー:ALTEC A7/ターンテーブル:テクニクスSL-1200GR x 2台/カートリッジ:フェーズメーションPP-200(ステレオ)フェーズメーションPP-MONO(モノラル)/フォノイコライザー:フェーズメーションEA-500/プリアンプ:フェーズメーション CM-1500 /パワーアンプ:フェーズメーション MA-1500(真空管) x 2台

<日時>
10月25日(土) 開場:13時30分 開演:14時(約2時間)
※ 第十一回:11月29日(土)、第十二回:12月15日(月)

<会場(アクセス)>
西荻「3313アナログ天国」
東京都杉並区西荻北4-30-4 1F(路面店) ☏03-6913-5307
※JR西荻窪駅下車 北口から徒歩11分
☆西荻窪駅北口より関東バス「吉祥寺駅北口行(西10)」で「西荻北郵便局前」下車徒歩約1分
☆吉祥寺駅北口(3番のりば)より関東バス「西荻窪駅行(西10)」または関東バス「上石神井駅行(吉81)」で「東京女子大前」下車徒歩2分弱
※店舗前が一方通行につきバス停が異なります。

<定員>
38名
※当日空いていれば当日入場も可能

<参加費>
2,500円(1ドリンク付き)当日現金払い
※前回イベント参加時に今回のご予約いただいた方は2000円(500円割引)
※追加ドリンク:500円均一