ブルース&ソウル・レコーズ

テデスキ・トラックス・バンド、来日公演に合わせ初期名盤3タイトルが新価格で再登場!

新世代3大ロック・ギタリストの一人、デレク・トラックスとスーザン・テデスキが率いる”世界最高のライヴ・バンド“ テデスキ・トラックス・バンド。
先日10月18日(水)よりファン待望、4年ぶりの来日公演がスタートした。
この度の来日を記念して、初期の名盤3タイトルが新価格(1CD\2000/2CD\2800)、BSCD2仕様で公演初日の1018日リリースされた。

来日公演日程は東京4公演(10月18,20,21,22日)、名古屋(10月24日)、大阪(10月25日)の全6公演。招聘はウドー音楽事務所。
【テデスキ・トラックス・バンド 2023年10月来日公演】
10月18日(水)TOKYO DOME CITY HALL(完売)
10月20日(金)TOKYO DOME CITY HALL(完売)
10月21日(土)TOKYO DOME CITY HALL(完売)
10月22日(日)TOKYO DOME CITY HALL*追加公演(残り僅か)
10月24日(火)Zepp Nagoya 
10月25日(水)あましんアルカイックホール
*ウドー音楽事務所公式  udo.jp/concert/ttb2023

この度復刻されたのは2011年から2013年に発売された3作品。デレク・トラックス32歳の誕生日=2011年6月8日にリリースされた新生バンドのファースト・アルバム『レヴェレイター』、2012年5月に発表されファンに絶大な人気を誇る2枚組ライヴ・アルバム『エヴリバディズ・トーキン』と2013年発売『メイド・アップ・マインド』の3タイトル。今年で発売から12年目を迎えるデビュー盤『レヴェレイター』は第54回グラミー賞で最優秀ブルース・アルバムを受賞、全曲オリジナルで今でもライヴで演奏される人気曲が多く収録されている。

「バウンド・フォー・グローリー」のMVでは、夫妻が自宅敷地内に設けた<スワンㇷ゚・ラーガ・スタジオ>での録音風景も見ることができる。そのデビュー盤発売後に行われた2011年10月カナダ~USツアーでのライヴ音源を収録したのが2枚組ライヴ・アルバム『エヴリバディズ・トーキン』。エルモア・ジェイムス、スライ&ザ・ファミリーストーン等のカバーもとりあげ、ロック~R&B~ファンク~ゴスペルといった彼らの豊かな音楽的ルーツに心躍る選曲も魅力。デレクは後に「2作目までは自分たちの音楽の可能性を模索した作品だった」と語っているが、2013年発売したスタジオ・アルバム『メイド・アップ・マインド』では、ツアーを重ねるうちメンバー同士が理解を深め「バンドとして到達した完成形」を聴くことができる。バッファローと機関車が対峙するジャケット・ビジュアルが象徴するように、バンドとして自然に進むべき方向が決まった当時の状況を鮮やかにとらえている。 

総勢11名からなる結成時バンド・メンバーは、デレク・トラックス・バンド時代からの盟友にして2019年急逝したコーフィ・バーブリッジ(キーボード、フルート)、オールマン・ブラザーズ・バンドでも演奏していた弟のオテイル・バーブリッジ(ベース*201210月脱退)、ドラマーはJ.J.ジョンソンとタイラー・グリーンウェルの2人、ホーン・セクションにモーリス・ブラウン(トランペット)、ケビ・ウィリアムス(テナー・サックス)、ソンダース・サーモンス(トロンボーン)、そしてソング・ライティングでも活躍しデレク・トラックス・バンドにも在籍していたマイク・マティソンと、マーク・リヴァースがヴォーカルでクレジットされている。20122月にはテデスキ・トラックス・バンドとして初の来日公演が実現、圧巻のパフォーマンスで満員の聴衆を魅了した。その後も2014年、2016年、2019年に単独来日公演を行っている。初来日時には”世界一ギターがうまい夫婦“と称されていた彼らは12年の歳月を重ねる中でメンバー交代も経て今や”世界最高のライヴ・バンド“へとスケール大きく羽ばたいた。この度の再発タイトルを振り返りつつ、あらためてバンドとしての音楽的変遷を楽しんでみてはいかがだろうか。 

【アルバム情報】
『レヴェレイター』(2011年作品)☆グラミー賞受賞アルバム 
日本盤ボーナス・トラック1曲収録
解説:ピーター・バラカン(2023年加筆)/2010年7月フジロックフェス来日時インタビュー掲載)
品番;SICP31640(BSCD2)
定価:2000円
再生はこちらから:sonymusicjapan.lnk.to/TTB_Revelator
収録曲:
1.カム・シー・アバウト・ミー/2.ドント・レット・ミー・スライド/3.ミッドナイト・イン・ハーレム/4.バウンド・フォー・グローリー/ 5.シンプル・シングス/6.アンティル・ユー・リメンバー/7.ボール・アンド・チェイン/8.ディーズ・ウォールズ/9.ラーン・ハウ・トゥ・ラヴ/ 10.シュリンプ・アンド・グリッツ(インタールード)/11.ラヴ・ハズ・サムシング・エルス・トゥ・セイ/12.シェルター/ゴースト・ライト(ヒドゥン・トラック)
日本盤ボーナス・トラック
13.イージー・ウェイ・アウト

『エヴリバディズ・トーキン』 (2012年作品・ライヴ盤)
日本盤ボーナス・トラック2曲収録
解説:荒野政寿(2023年新規書き下ろし)/歌詞対訳付
品番;SICP31641-2(2DISCS /BSCD2)
定価:2800円
再生はこちらから:sonymusicjapan.lnk.to/TTD_EverybodysTalkin
収録曲:
DISC1
1.エヴリバディズ・トーキン/2.ミッドナイト・イン・ハーレム(スワンㇷ゚・ラーガ・イントロ・ウィズ・リトル・マーサ)/3.ラーン・ハウ・トゥ・ラヴ/4.バウンド・フォー・グローリー/ 5.ローリン・アンド・タンブリン/6.ノーバディズ・フリー/7.ダーリン・ビー・ホーム・スーン
DISC2
1.ザット・ディド・イット/2.アップタイト/3.ラヴ・ハズ・サムシング・エルス・トゥ・セイ(ウィズ・キッシング・マイ・ラヴ)/4.ウェイド・イン・ザ・ウォーター
日本盤ボーナス・トラック
5.ドント・レット・ミー・スライド/6.シンプル・ソング/アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー
(☆2011年10月25日トロント、28日ワシントンD.C.,29日コネチカットでのライヴ録音)

    『メイド・アップ・マインド』 (2013年作品)
日本盤ボーナス・トラック1曲収録
解説:天辰保文/歌詞対訳付
品番;SICP31640(BSCD2)
定価:2000円
再生はこちらから:sonymusicjapan.lnk.to/TTB_MadeUpMind
収録曲:

1.メイド・アップ・マインド/2.ドゥ・アイ・ルック・ウォリード/3.アイドル・ウィンド/4.ミスアンダストゥッド/5.パート・オブ・ミー/6.ウィスキー・レッグス/7.イッツ・ソー・ヘヴィー/8.オール・ザット・アイ・ニード/9.スウィート・アンド・ロウ/10.ザ・ストーム/11.コーリング・アウト・トゥ・ユー
日本盤ボーナス・トラック
12.ドント・ドリフト・アウェイ