シカゴ・ブルースを代表するシンガー/ハーモニカ奏者として数々の名演を残したジュニア・ウェルズ(1934-1998)。没後20年となる今年、ロサンジェルスのクレオパトラ・レコードからCD6枚組のボックス・セットが登場した。ウェルズの娘ら遺産管理者が同レーベルと企画したもので、1950/60年代のステイツ、チーフ/プロファイル等への初期録音や、60/70年代のデルマーク録音をディスク1~3に収録。ディスク4以降はライヴ音源が収められている。それらは1983年から97年にかけて録音され、おそらく初ディスク化となる。バディ・ガイが参加した87年オランダでのものや、亡くなる前年1997年の来日ライヴ(ブルーノート)も聴くことができ、貴重だ。
ボックスは木製で、48ページに及ぶブックレット、さらにミニ・ハーモニカ・ペンダントも封入されている。
詳しい内容はブルース&ソウル・レコーズ No.144(2018年10月25日発売号)にて掲載予定。
JUNIOR WELLS
Box Of Blues (Sexy Bitch)
(Cleopatra CLO0736CD)
cleorecs.com/store/shop/junior-wells-box-of-blues-6-cd/