ブルース&ソウル・レコーズ

【ゴスペル入門 Vol.3】ゴスペル黄金時代を知る入門コンピ盤&推薦図書

【ゴスペル入門 Vol.1】と【Vol.2】では、100年近くの歴史を持つゴスペルの歩みを駆け足で追ってきました。さらに詳しくゴスペルの世界を知りたい&楽しみたい方のために、ここで入門コンピ盤と推薦図書をいくつかご紹介します。


ゴスペル黄金時代を知る入門コンピ盤

Various Artists『How Sweet It Was – The Sights And Sounds Of Gospel’s Golden Age』
(Shanachie 6901)[CD + DVD]2010 ※配信あり

ゴスペル研究の第一人者アンソニー・ヘイルバットがプロデュースしたCD+DVD2枚組セット(CDのみもあり)。シスター・ロゼッタ・サープ、マリオン・ウィリアムズ、ファイヴ・ブラインド・ボーイズ・オブ・ミシシッピらの全26曲で黄金時代を俯瞰する内容。

Various Artists『The Gospel Sound』
(Columbia C2K 57160)[CD ]1994 ※配信あり

アンソニー・ヘイルバットによるゴスペル研究のバイブル『ゴスペル・サウンド』の参考アルバムとして組まれた2枚組コンピ。ブラインド・ウィリー・ジョンスン、ゴールデン・ゲイト・カルテット、マヘリア・ジャクスンらの全26曲収録。

Various ArtistsThe Golden Age Of Gospel 1946-1956』
(Fremeaux & Associes FA 5246)2010  ※配信あり

フランスのフレモー&アソシエが組んだゴスペル・シリーズ第5弾。マヘリア・ジャクスン、ロバータ・マーティン、ブルー・ジェイ・シンガーズ、ソウル・スターラーズ、ステイプル・シンガーズ等など黄金時代の名唱・名演を網羅した44曲収録CD2枚組。

Various ArtistsClassic African American Gospel』
(Smithsonian Folkway SFW CD 40194)2008  ※配信あり

フィールド・レコーディングを中心とした編集盤。無名の農夫からブルース・ファンにもお馴染みゲイリー・デイヴィス師やレッドベリー、ミシシッピ・マス・クワイア、ジャズ・バンドを従えたアーネスティン・ワシントンまで多彩な顔触れによる24曲を収録。
 


推薦図書

『ゴスペル・サウンド[改訂版]』
(アンソニー・ヘイルバット著/中河伸俊、三木草子、山田裕康共訳/ブルース・インターアクションズ刊/2000年)

1971年に初版が刊行されて以降、何度も改訂されてきたゴスペル研究のバイブル的書。ドーシー師はじめ、ゴスペルに生きた人々の人生が描かれる。

『新版 ゴスペルの本』
(塩谷達也著/ヤマハミュージックメディア/2010年)

ミュージシャンでもある著者によるゴスペル入門書。黒沢薫(ゴスペラーズ)、VERBAL、JAYE公山らへのインタヴュー他、教会取材、ゴスペルの歴史、ディスク・ガイドなどを収録。

『黒人霊歌は生きている 歌詞で読むアメリカ』
(ウェルズ恵子著/岩波書店/2008年)

黒人霊歌を中心に取り上げてはいるが、ゴスペルやブルースについても言及がある。ブラインド・ウィリー・ジョンスン、ロバート・ジョンスンも登場。

ブルース&ソウル・レコーズ No.98(2011年4月号)

100枚以上掲載のディスク・ガイド、歌詞の解説、各種コラムでゴスペルを大特集した本誌No.98。〈アメイジング・グレイス〉などゴスペル定番曲を21曲収録したCD付。

▶︎【ゴスペル入門 Vol.1】ゴスペルを知ろう!~駆け足で追うその歩み 前編

▶︎【ゴスペル入門 Vol.2】ゴスペルを知ろう!~駆け足で追うその歩み 後編

▶︎【ゴスペル入門 Vol.4】基本中の基本の用語を知っておこう! ゴスペル頻出用語辞典