SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑩漂う歌詞をつかまえて 辞書で「blues」を引くと「気分がふさいだ」「憂鬱な」とあり、ブルースという音楽もそうした気分を歌っていることが多いが、けっしてそれだけではない。悲しむだけでなく、悲しいから笑…
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑨ブルース整理術 1920年から始まったブルースのレコーディングは、1929年10月のウォール街の株大暴落にともなう世界恐慌までは順調だった。録音機材の進化により、機材を南部に持ち込む「出張録音」も…
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑧初のギター・ヒーロー登場 二人のブルース・ギターの達人、ブラインド・レモン・ジェファスンとブラインド・ブレイク。ともにレコード上における、男性ブルース・ギタリストの草分け的存在となる。両者ともに歴史的に大…
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑦溝の中のスミスさん カウント・ベイシー楽団などで活躍したシンガー、ジミー・ラッシングの1961年発表のアルバムに『ザ・スミス・ガールズ』がある(Columbia CL 1605)。スミスのお嬢さんた…
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑥紙の上のブルース 「ブルースの父」と呼ばれるほど評価を得ているW・C・ハンディ(ウィリアム・クリストファー・ハンディ)だが、彼自身のバンドの演奏を聴いたことがある人はどのくらいいるのだろうか。 …
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】⑤母なる大地ミシシッピ・デルタ ミシシッピ・デルタ。そこはミシシッピ河の流域にある肥沃な大地だ。綿花畑が延々と広がり、多くの黒人たちが労働力として注ぎ込まれた地である。そこはブルース生誕の最有力地でもある。 …
SPECIAL 2018.6.13 【特集:伝えておきたいブルースのこと】④ブルース第一世代 20世紀の初頭にプロとして演奏活動をしていたミュージシャンの話の中にひんぱんに登場する言葉がある。「メディシン・ショー(Medicine Show)」だ。それは薬を売るための見せ…
SPECIAL 2018.6.12 【特集:伝えておきたいブルースのこと】③ラグタイム大流行 まだ子どものころ、テレビの洋画劇場で放映された映画『スティング』から聞えてきたノスタルジックなピアノの響きを心地よく感じたのを覚えている。1973年度第46回アカデミー賞で6部門…
SPECIAL 2018.6.12 【特集:伝えておきたいブルースのこと】②ジム・クロウ・ブルース ジム・クロウにはうんざりだ こんなジム・クロウの街とはおさらば くそったれな気分だぜ 俺は素晴らしい街、シカゴへ行く ああ、こんな古くさい ジム・クロウの街とはおさらばさ…
SPECIAL 2018.5.6 【特集:伝えておきたいブルースのこと】①ブルースはどこから いったいいつまで、俺はお前の奴隷なんだ あと何年、お前の奴隷なんだよ もうお前の汚いやり方にはこりごりだ ピーティ・ウィートストロー〈スレイヴ・マン・ブルース〉1935年 …
TOPICS 2025.1.10 ブルース&ソウル・レコーズ共同企画イベント開催決定 なぜ、今ブルースなのか?すべてはここから始まった「ブルース120年の歩みを知る」第二回開催 2025.1.15 台湾出身ソウル・ファンクアーティストYufu - "Heal Me Good "デビューアルバムリリース 2025.1.14 ゲイリー・クラーク・ジュニア 12 年ぶりの単独来日公演を前にオフィシャル・インタビューが到着! 2025.1.13 【鈴木啓志のソウル・レコード・レーベル物語 第3回】ドゥートーン/ドゥート -後編 2025.1.7 【LIVE REPORT】祝「神経質な鶏」50周年 札幌にブルースが舞い降りた夜 2025.1.6 【鈴木啓志のソウル・レコード・レーベル物語 第3回】ドゥートーン/ドゥート -前編