2026年8月7日にデッカ・レコードより『モーガン・フリーマンズ・シンフォニック・ブルース・エクスペリエンス(Morgan Freeman’s Symphonic Blues Experience)』がリリースされる。
2026年6月19日 (カナダ・オンタリオ州トロント発) —— 「西アフリカからアメリカ南部へ脈々と受け継がれてきた物語に根ざすブルースは、不屈の人間の魂の証であり、アメリカの過去と現在のサウンドであり、そして決して忘れ去られることを拒んだ文化の鼓動なのだ」
ミシシッピ・デルタで過ごした幼少期から魅了され続けてきたこの音楽の力を、モーガン・フリーマンはそう表現する。そして今、彼と同じ情熱を共有する真に卓越したアーティストたちとのコラボレーションが実現した。
本作はブラインド・ウィリー・ジョンソンによる1927年の歴史的名演「Dark Was the Night, Cold Was the Ground(夜は暗く、地面は冷たく)」から、映画『Sinners』サウンドトラック収録の「I Lied to You」まで、100年にわたるブルースの軌跡を映画のように辿る全12曲のコレクションだ。
ナレーターおよびプロデューサーとして名を連ねるフリーマンのもとに集結したのは、タジ・マハール、ケブ・モ、ローレンス・“ブー”・ミッチェル、そしてシェメキア・コープランドといった現代ブルース界を牽引する凄腕たち。この4人のミュージシャン/プロデューサー陣だけでも、計42回のグラミー賞ノミネートと12回の受賞歴を誇っている。
さらに本作には、現在のミシシッピを代表する最高峰のプレイヤーたちも参加。その多くは、フリーマンが25年前にクラークスデイルにオープンした『グラウンド・ゼロ・ブルース・クラブ』の常連ミュージシャンたちである。メンフィスが誇るソウル/ブルースの聖地『ロイヤル・スタジオ』(ブー・ミッチェルのスタジオ)に彼らが集い鳴らしたサウンドを、多様なルーツを持つ奏者たちで構成されたヨーロッパ初の先駆的オーケストラ『チネケ!オーケストラ(Chineke! Orchestra)』の壮大なオーケストレーションが包み込む(彼らのパートはロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音された)。彼らが一つになり生み出したこの作品は、フリーマンが語るように「デルタの運命は移り変わろうとも、その魂は永遠である」ことを証明している。
「私が初めてブルースを耳にしたのは、ミシシッピ・デルタにあった祖母の家のポーチ(玄関前のテラス)でのことでした。その時の記憶は、決して私から離れることはありません。このアルバムの幕開けとして、サン・ハウスの名曲『Death Letter Blues』のカバーをタジ・マハールが歌い上げるのは、本作のイントロダクションとして完璧なトーンを響かせています。これを『ジューンティーンス(奴隷解放記念日)』にリリースすることは、単なる象徴的な意味合いにはとどまらない。この音楽の真のルーツと、生み出した先人たちの姿である『真実』を突きつけるものです。どうか皆さんに聴いていただき、そして記憶に留めてもらえることを願っています」
—— モーガン・フリーマン(プロデューサー&ナレーター)
ジューンティーンスを記念して先日リリースされた第一弾シングル「Death Letter Blues」では、グラミー賞5度受賞を誇るタジ・マハールがリード・ヴォーカルとギターを担当している。元々はデルタ・ブルースの巨匠、サン・ハウスがニューヨークで「再発見」された後の1965年に録音されたこの曲は、スライド・ギターとゴスペルのフィーリングを宿したヴォーカルによって牽引される、ブルース史において最も胸を締め付けるような、深い悲しみに満ちた哀歌の一つである。
今回のレコーディングでは、ブルース・レジェンドであるタジ・マハールと、メンフィスのプロデューサー兼エンジニアである“ブー”・ミッチェル、そして音楽監督/指揮者のマーティン・ゲルナー率いるロンドンのチネケ!オーケストラがタッグを組んだ。サン・ハウスのオリジナルが持つ生々しい感情を損なうことなく、シンフォニックなスケールへと押し広げた奇跡のコラボレーションだ。
「『シンフォニック・ブルース』は、世界で最も影響力のある音楽的伝統の一つと、それを形成したアーティストたちの功績へのリスペクトです。ブルースは常に、不屈の精神や、ありのままの人間性、そして真実を深く表現してきました。この音楽を交響楽団と交わらせることで、そのルーツへの深い敬意と、可能性を広げる何かが生み出されます。チネケ!オーケストラが築いた深いつながりは、彼らの芸術性、情熱、文化への理解をこのプロジェクトにもたらし、楽曲の奥深い感情と普遍性を引き出すという唯一無二の表現へと繋がりました。リスナーの皆様には、この音楽に込められた歴史だけでなく、境界を越えて人々をインスパイアし、繋がりをもたらすブルースの永遠の力を感じ取っていただきたいと願っています」
—— ジョナサン・ヘイワード(チネケ!オーケストラ 暫定芸術監督)
「本作は、豊かな音楽の歴史、刺激的なアプローチによる再解釈、そして卓越したクリエイティビティという3つの強力な要素を一つに結びつけたものです。先駆的なチネケ!オーケストラを含む、素晴らしいアーティストたちの結集を通じて、この文化的に極めて重要な作品を世界中のオーディエンスにお届けできることを光栄に思います」
—— ローラ・モンクス(デッカ・レコード プレジデント)
『Morgan Freeman's Symphonic Blues Experience』 トラックリスト
1. Dark Was the Night, Cold Was the Ground - Morgan Freeman ft. Keith Johnson
2. Crossroads - Super Chikan
3. Death Letter Blues - Taj Mahal
4. Dust My Broom - Lady Adrena
5. The Thrill Is Gone - Alvin Youngblood Hart
6. Cadillac Assembly Line - Keb’ Mo’
7. Somebody’s Knockin’ - Anthony Big A Sherrod
8. Traveling Riverside Blues - Shemekia Copeland
9. I’ll Take You There - Tiernii Jackson ft. Stax Music Academy Choir
10. Love Me Or Leave Me - Anthony Big A Sherrod
11. Someday - Anthony Big A Sherrod
12. I Lied To You - Keith Johnson
公式サイト:www.symphonicblues.com/














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