2024.2.19

ジェームス・ブラウン、1970年に録音した未発表曲「We Got To Change」配信開始

2024年2月16日、北米で放送されたジェームス・ブラウンの新たなドキュメンタリー『James Brown: Say it Loud』にあわせて、1970年に録音された未発表音源「We Got To Change」が配信された。

表題曲「We Got To Change」の他に、「We Got To Change (Extended Version)」、「We Got To Change (Pixal Remix)」の合計3曲が『We Got To Change EP』として公開されている。

YouTube: James Brown「We Got To Change」

この未発表曲「We Got To Change」は、1970年8月16日、マイアミのクライテリア・スタジオで録音されたが、この時期、37歳のジェームス・ブラウンにおいて極めて重要な時期だった。

当時のジェームス・ブラウンは、シンシナティ出身の若い兄弟、ギタリストのフェルプス“キャットフィッシュ”コリンズとベーシストのウィリアム"ブーツィー"コリンズを中心とした新しいグループを結成。彼らは「Get Up (I Feel Like Being) a Sex Machine」「Super Bad」「Soul Power」などのシングルで、ジェームス・ブラウンの音楽にハードなエッジと新鮮なアイデンティティをもたらした。ジェームス・ブラウンは彼らをJBズと呼んだ。

1970年8月16日でのクライテリア・スタジオのセッションは、ジェームス・ブラウンの1960年代のサイドメン、偉大なるドラマーであるクライド・スタブルフィールドとの再会が実現。ファンキー・ドラマーとして知られる彼は、その後のジェームス・ブラウンのヒット曲のいくつかを彩り、ヒップホップ時代に最もサンプリングされたドラマーの1人となった。また、この曲にはジェームス・ブラウンの長年の右腕ことボビー・バードもコーラスで参加している。

(c)Alan Leeds

■リリース情報
ジェームス・ブラウン『We Got To Change』
2024年2月16日配信
視聴・配信はこちらumj.lnk.to/JamesBrownNewSong

収録曲
1. We Got To Change
2. We Got To Change (Extended Version)
3. We Got To Change (Pixal Remix)

パーソネル
James Brown: Vocals
Bobby Byrd: Vocals
Darryl “Hasaan” Jamison: Trumpet
Clayton “Chicken” Gunnels: Trumpet
Robert “Chopper” McCollough: Tenor Saxophone
Phelps “Catfish” Collins: Guitar
William “Bootsy” Collins: Bass
Clyde Stubblefield: Drums
Johnny Griggs: Congas

■リンク
アーティストサイトwww.universal-music.co.jp/james-brown/

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