2022.2.8

フランク・ザッパ初の遺族公認ドキュメンタリー映画 『ZAPPA』 4月22日(金)日本公開決定!

60年代以降、圧倒的な独創性とともに土星人サン・ラーやエルヴィス・ プレスリー、ジョニー・キャッシュと並ぶ音楽史上最大規模のディスコグラフィを 築き上げたアメリカの作曲家、編曲家、ギタリスト、ロック・ミュージシャンであり、あらゆる芸術における先駆であったフランク・ザッパ(1940.12.21- 1993.12.4)の革新的人生に迫る、初の遺族公認ドキュメンタリー映画『ZAPPA』 が4月22日(金)より、シネマート新宿/シネマート心斎橋ほかにて公開される。

「仕事じゃないんだ。ただ音楽をやればいい。」

商業芸術、商業的な成功とは別次元の世界に存在し、ビートルズ、デヴィッド・ボウイ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、トム・ウェイツほか数えきれないミュージシャンに多大な影響を与え、ローリング・スト ーンの「史上最も偉大な 100 人のギタリスト」において第 22 位に選出された巨人の生涯を、何千時間にもおよぶザッパ本人が遺したアーカイヴ素材を駆使して綴る。このアーカイヴ素材が公となるのは初。「音楽業界のほとんどが、<音楽>ではない。」「仕事じゃないんだ。ただ音楽をやればいい。」「芸術的な判断は、損益に左右されない。」「この世には、科学でも理解できないものが、多くある。」と、本編でザッパが語る言葉が示すように、 単なるミュージシャンのドキュメンタリー映画とは一線を画したアカデミックな内容と、伝説的なアーティストの妥協なき精神を描いた作品となっている。

監督はチャールズ・ブロンソンの当たり役ポール・カージーのシリーズ第三弾『スーパー・マグナム』(85)で ブロンソンと争うギャング役で映画デビュー、『ビルとテッドの大冒険』シリーズではキアヌ・リーブスとともに主演をつとめる役者であり、『ミュータント・フリークス』(93)などの監督作品も誇る才人アレックス・ウィンタ ー。制作に5年以上の時間を費やし、膨大な資料・素材から一般的には狂気の変人というイメージのザッパの、 知られざる人間性と創作・芸術への真摯なアプローチを、丁寧に誠実に浮き彫りにしていく。

『ZAPPA』
監督:アレックス・ウィンター
出演:ブルース・ビックフォード、パメラ・デ・バレス、バンク・ガードナー、デ ヴィッド・ハリントン、マイク・ケネリー、スコット・チュニス、ジョー・トラヴァース、イアン・アンダーウッ ド、ルース・アンダーウッド、スティーヴ・ヴァイ、レイ・ホワイト、ゲイル・ザッパ
2020 年|アメリカ映画|129 分|原題:ZAPPA
キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給
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