SPECIAL 2018.9.6 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉞力強い支持者あらわる ヨーロッパでブルースへの関心が高まっていた頃、アメリカでも新たな動きが始まろうとしていた。 60年代半ばにビートルズを筆頭とした英国のバンドのアメリカ・デビューが続き、「…
SPECIAL 2018.9.5 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉝大西洋の向こうで 「フォーク・リヴァイヴァル」を準備した一人、民俗学者のアラン・ロマックスは英国でラジオ番組を持っていた。そこでビッグ・ビル・ブルーンジー、レッド・ベリーといった黒人ブルースマンの…
SPECIAL 2018.9.4 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉜嫌われても時代とともに 1950年代半ばから大きく動き出していた、黒人の権利と平等を求める公民権運動は、1963年のワシントン大行進でひとつの頂点を迎えた。 時を同じくして黒人音楽のトレンドも…
SPECIAL 2018.9.3 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉛ブルースはヒップ 1950年代の終りころから始まった「フォーク・リヴァイヴァル」は、埋もれていたアメリカ生まれの音楽を掘り起こす作業だった。それ以前にも、ジョンとアランのロマックス親子による南部の…
SPECIAL 2018.8.31 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉚都会の夜のブルーな儀式 第二次大戦後のシカゴ・ブルース・シーンは、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、エルモア・ジェイムズのバンドを頂点とする、エレキ・ギターを軸にしたバンド・サウンドが花開いた。そ…
SPECIAL 2018.8.30 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉙都会の夜のブルーな儀式 「アーバン・ブルース」という言葉がある。直訳すれば「都会のブルース」であるが、その都会でブルースマンが果たす役割は南部の田舎のブルースマンとどう違うのか。そうした分析を試みたのが、…
SPECIAL 2018.8.29 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉘気怠い湿地帯ブルース レコードの普及、ラジオの登場によって、ブルースにおける地域性はかつてほど明確ではなくなった。とはいえ、地域特有の空気を吸い込んだ作品は50年代に入っても生まれていた。 ル…
SPECIAL 2018.8.28 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉗ブルース、吹き飛ばされる? 「ロックンロールのおかげで、ブルースはずいぶん手ひどくやられたよ。みんな騒ぎたがるんで、もうスロー・ブルースは演れなくなっちまった」(『マディ・ウォーターズ ブルースの覇者』サン…
SPECIAL 2018.8.25 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉖ブギ魔人と稲妻ブルース アメリカ黒人にとって南部とはどのような存在なのか。『アメリカの息子たち 二十世紀黒人作家論』(大井浩二訳/研究社/1971年[原書は68年刊行])の中で、著者のエドワード・マー…
SPECIAL 2018.8.25 【特集:伝えておきたいブルースのこと】㉕黄金のマディ・バンド 南部からの黒人の流入が増加するとともに、シカゴの街に響く南部流ブルースの音が大きくなっていく。1943年にミシシッピからシカゴへとたどり着いたマディ・ウォーターズ(本名マッキンリー…
TOPICS 2024.7.26 エイミー・ワインハウスの伝記映画が邦題『Back to Black エイミーのすべて』として、11月22日に日本劇場公開決定 2024.7.26 【Playlist】サザン・ソウルの定番45曲 2024.7.22 ハマケン率いる“ディープファンクバンド”、在日ファンクが新体制でビルボードライブ初登場 2024.7.19 通算5度のグラミー賞受賞ベーシスト/シンガーソングライター esperanza spalding、約7年ぶりとなるジャパン・ツアーが開催 2024.7.18 ロック史に名を刻む伝説のセッション・ピアニストのドキュメンタリー『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』日本公開決定 2024.7.16 カリブ海へ旅する映画祭 CARIBBEAN FILM FESTIVAL 2024 上映タイムテーブル&登壇アーティストの発表!!!